Report
2015.03.26
第1回北極探検史(世界編) 赤毛のエリクとグリーンランド 荻田泰永
世界の果てにあるもの 紀元前325年ごろ、ギリシア植民都市マッシリア(現在のフランス・マルセイユ)出身の探検家ピテアスはヨーロッパ亜北極圏への航海を行った。それは、北方で多く産出される錫(すず)を求めた航海であると言われ …
世界の果てにあるもの 紀元前325年ごろ、ギリシア植民都市マッシリア(現在のフランス・マルセイユ)出身の探検家ピテアスはヨーロッパ亜北極圏への航海を行った。それは、北方で多く産出される錫(すず)を求めた航海であると言われ …
私の好きな探検家のひとりに、スウェーデン人のサロモン・アウグスト・アンドレーがいる。1897年、船や犬ぞりなどでの、氷上を辿っての北極点到達がいまだ果たせなかった当時、気球で北極点まで飛んでいこうという大胆な計画を実行し …
日本の極地探検研究の第一人者と言えば、やはり筆頭は加納一郎さんだろう。昭和35年に発行された『極地の探検・北極』は、その前年に出版された南極編と対になるものだ。 19世紀末以降の北極探検史について重点的にまとめられ、特に …
時は4500年前の北カナダとグリーンランド。復讐をきっかけに、人々は見知らぬ東の地へと赴くことになった。しかし薄い海氷と食料不足に悩まされ、旅は困難を極める。そして、ナヌとほんの一握りの仲間だけが生き延びたのだった。 幼 …
この展覧会が日本の皆さんに“グリーンランドをより知りたい”と思わせる機会となり、いつの日か現地へ訪ねていただけたらと願っています。きっと忘れられない経験となるでしょう。A. カーステン・ダムスゴー デンマーク駐日大使 2 …